結膜炎疑いがあれば小児眼科へ相談を
結膜炎とは感染で起こる細菌性・ウィルス性・アレルギーで起こるアレルギー性など様々あり、白目やまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が赤く充血する病気です。
新型コロナウイルス感染症(通称COVID-19)の症状の中には、目の粘膜である結膜からも感染の可能性が指摘されていますので、子供に症状が現れた時には小児眼科や保健所などにまず電話相談を行うようにしましょう。
視力の発達時期である8歳までに生じてしまうと、弱視を来す可能性もあるので症状が出た場合には早めに小児眼科に相談して下さい。
自宅で行える対策としては、タオルは別々にし、洗濯は一緒におこなって構いませんがすすぎを充分に行うことが重要です。
お風呂は感染者が最後に入るようにしましょう。
手洗いはこまめに行い、全員のお風呂が終わった後は水を抜いておくことも忘れないでください。
家族内感染も多い病気ですので、出来るだけこどもが触れたものを消毒することもおすすめです。
子供のものもらいは早めに小児眼科へ行き、早期治療を受けよう
まぶたのフチやまつげの毛根部分などにぽっこり出来るものもらいは、幅広い年代でかかりやすい眼科ではポピュラーな病気です。
細菌が入り込み化膿性の炎症を起こすことで起こる病気ですが、たいていは放置していても自然に治るため、軽い症状であれば眼科へ行かない大人も多いでしょう。
しかし子供の場合は目が痒くてこすってしまい、症状が悪化したり長引くことが懸念されるため、早期に小児眼科へ足を運び、抗生物質の入った点眼薬や軟膏などを処方してもらうのがおすすめです。
眼科に不慣れな子供の場合は受診を嫌がることもあります。そんな時は小児眼科として診療を行っている眼科を探しましょう。
小児眼科を謳っている眼科は子供の患者を多く診察しているため、子供の扱いになれています。
また待っている間に怖がらないような工夫が待合室や診察室にされていることも多いため、子供が安心して治療を受けられます。
そのためものもらいが出来てしまった場合は小児眼科を早めに受診するのがおすすめです。